第18回かすみがうらマラソン 兼 国際盲人マラソンかすみがうら大会
もう、一週間以上前のことになりますが、4月20日(日)に、かすみがうらマラソンでフルマラソンを走ってきました。
一昨年12月のホノルルマラソン以来、1年4ヶ月ぶり、そして人生2度目のフルマラソン。
ホノマラの時は、5時間39分もかかりました。
嫁さんと一緒だったし、カメラ片手に観光気分も入った状態だったので、あんまり参考になりませんが。。。
前回の記録が、そんな状況での記録だったし、あれから大分月日も経たので、どれくらい記録を伸ばせるか楽しみな反面、いろいろと不安要素もありました。
この半年ほど、あまり脚の状態が良くなかった上に、最近は脚の調子は上り坂だったものの、2週間前の青梅高水山トレイルランをターゲットにトレラン向けのトレーニングをしていたので、普通のマラソン向けのトレーニングをあまりしていなかったのです。
そもそも、エントリー時点では、高水山の2週間後なんて、まともに走れないだろうから、ファンランのつもりでした。
ところが、高水山で脚に大きなダメージを受けることもなく、疲れもそんなに残ってる様子でもなく、予想以上に良いコンディションで、本番を迎えることができそうでした。
てっきりファンランのつもりだったので、正直どうしよ~、という感じでした。
まともに、トレーニングをしてないので、目標タイムをどのくらいに設定してよいのかもよくわかりません。
高水山の35kmであんだけ苦しい思いをしたことを考えると、そこそこ走れるんじゃないか、という気もする一方、表面上良く見えるコンディションも、フルを走ってみたらやっぱり疲れが残ってた、という事態に陥るんじゃないか、という不安も拭えません。
というわけで、今回の目標は非常に立てづらかったのですが、結局立てたのはこんな感じ(↓)のちょい弱気目標でした。
- 最初の5kmを32分で走る。
- 以降、5kmを30分で走る。このペースで走れれば、ゴールは4時間15分。
- でも、そんなに計算どおりに行くはずもないから、とりあえずの目標は4時間半。
根っからのスロースターターだし、コースの最初の方は上りが多いので最初の5kmは抑え目で、身体が温まってから頑張るぞ!という作戦です。
集合場所の土浦は、自宅からは少し遠いので、土浦駅すぐそばの東横インに前泊。
会場まで徒歩5分程度の好立地です。
当日は6時過ぎに起床。
7時から東横インのおにぎりと味噌汁という朝食をいただきます。
おにぎりは食べ放題なんだけど、正しいカーボローディングのやり方としては、当日の朝に炭水化物を摂り過ぎない方が良いらしいので、2個でグッと我慢(?)。
当日の朝に炭水化物を摂り過ぎない方が良いというのは、今回初めて知りました。
これまでは、当日の朝にはお腹いっぱいおにぎりを食べてました(汗)
朝食は1階のロビーで出されるのですが、こんな時間なのに、駅から会場へ向かう人がいっぱいました。
みんな朝早すぎです。
8時半くらいまで、ホテルの部屋でストレッチしたりしてゆっくり過ごし、いよいよ出発。
会場はすでにランナーでいっぱい。
スタート30分前にはアミノバイタルゼリー・スーパースポーツを投入。
トラックの内側でストレッチをしてたら、周りに挨拶をしながら有森裕子さんが目の前を通り過ぎていきました。
有森裕子さんといえば、初フルマラソンだった一昨年のホノルルマラソンのゴール手前でハイタッチしてもらいました。
2回目のフルマラソンでこうしてまた見かけたことに何だか不思議な縁のようなものを感じました。
トイレ行ったりしてたら、スタートに向かうのがギリギリになってしまいました。
スタート地点は人がいっぱいで大混乱。
歩道側からコースである車道側に入れず、どうしよ~と思っている間に、スタートの号砲が鳴ってしまいました。
というわけで、スタートはかなり後方から。
スタートラインを出るまではみんな歩き。
スタートラインを出たら一斉に走り出します。
そこまでは、嫁さんと一緒だったんだけど、スタートラインから出たら嫁さんが先行。
お互いに「また後でね~」と声を掛け合って別れました。
後方からスタートしても周りがちゃんと走ってるのが、ホノルルマラソンとは大違い(苦笑)
作戦どおり最初はゆっくりペースで入ります。
ところが、2km地点あたりで異変が。。。
左足の脛の筋肉が張ってしまって力が入りにくくなってしまいました。
左足を着地する時にうまく足首を使えないので、着地をする度に、ペタペタ音がしまいます。
この症状、実は結構よくあることなんだけど、それでも今回はダメかもと一瞬弱気になります。
ただ、大抵は走っているうちに脛の張り自体は治るので、あまり気にせず治るまではペースもあげずに行くことにしました。
5kmの通過は30分50秒。
作戦よりちょい速め。
だから、脛に来てしまったのか?
その後も脛のハリを我慢しながら走っていると、視界の端っこの上の方に、何かヒラヒラとしたものの気配を感じました。
フっとそちら側を見ると、還暦記念と書かれた1メートル超はあろうかというのぼりを背負って走っているおじいちゃんランナーでした。
思わず、「すごい。。」と声に出して言っちゃってました。
今日は風が強いし、のぼり自体相当重くて大変そうなんだけど、ものともせず元気に走っております。
還暦記念だけじゃなく、結婚30周年とも書かれていて、微笑ましい感じでした。
沿道の応援の人たちにも大人気で、還暦おめでとー!という声があちこちからかかっていました。
しばらく、後ろを走っていたのですが、段々離されていってしまいました。。。
ちなみに、Webで検索してたら、このおじいちゃん、こののぼりを背負って荒川市民マラソンや佐倉マラソンなんかも走っていたらしい。。。
元気だ。。。
8kmか9kmあたりで、ようやく脛のハリがとれて普通に走れるようになりました。
10kmの通過のときに、ラップを刻むのを忘れてたんだけど、後で計算したら5km~10kmは31分47秒でした。
最初の5kmより遅くなってる。。。
ま、脛の状態が普通じゃなかったので、しょうがないか。
10kmの給水所の手前でカーボショッツで1回目のエネルギー補給。
給水所は混み合っていたので、先の方で取ろうかと思ったら、ここまでの給水所と比べて極端に短かったため、気づいたら行き過ぎてしまってました。
このままだと、口の中がスッキリしなく耐えられないので、ランナーで混み合っている中を無理矢理に近い形で逆流して、給水所まで辿り着いてやっとゲット。
ちょっと、焦りました。
カーボショッツは今回初めて試してみましたが、パワージェルに比べてサラサラしていて飲み易いです。
砂糖が入っていなくてマルトデキストリン100%なので、人によっては不味いという人もいるらしいんだけど、個人的には気になりませんでした。
効果も高いような気がしました。
今回は、あと20km地点と30km地点でもエネルギー補給をしました。
10kmを超えた辺りから周りの風景がだんだんのどかになっていきました。
何か臭うな~、などと思っていてふと脇を見ると牛舎があり、立派な黒毛の牛が沢山いました。
レース中にも関わらず美味しそ~、などと思ってしまい、焼肉が食べたくなって唾液が出てきました。
ちょっと食い意地が張りすぎ?
中間地点の通過は2時間8分30秒ほど。
10km以降は5km29分30秒ペースくらいで走れていて、予定より順調。
でも、少し息苦しさも感じ始めていて、いつまでもこんなペースは続かないだろうな~、という思いが頭の片隅をかすめていました。
中間地点をすぎてすぐの長い下り坂で、先の方に嫁さんを発見!
嫁さんは目立つ色のTシャツを着ていたのですぐにわかりました。
下り坂を降りきってすぐの辺りで、追いつくと、嫁さんに「げ~!、来た~!」と言われました。
こちらとしては、しめしめという感じです。
しばらく一緒に併走。
すると、前方に昨年の湘南国際マラソンのテレビの特番でフルマラソン150回完走で取り上げられていた方を発見。
あれから1年ちょっとしかたってないのに、いつの間にか170回完走になっていました。
すごい!
嫁さんと2人で「頑張ってくださ~い!」と声をかけさせて頂きました。
その後、嫁さんとは再び別に走ることに。
この辺りから、周りを追い抜くことが多くなりました。
道幅が狭いところでは、追い抜くのが難しくて、無理に追い抜くような場面もあり、「あ~あ、余分な体力使っちゃってるよ」と思う反面、やっぱり追い抜かれるよりは追い抜く方が気分が良く、自分の中のテンションは上がって行きました。
30kmくらいまでは、自分でも不思議なくらいに楽に来れたのですが、30kmくらいからやっぱり少し身体が重くなってきました。
30kmの壁ってやつですね。
しかも、30km地点の給水所でエネルギー補給にカーボショッツを飲もうと思っていたのに、なかなか給水所が見えて来ない。。。
疲れ始めた頃だったので、疲れが本格化する前に早くエネルギーを補給して元気を取り戻そうと思っていただけに、少しだけ精神的ダメージがありました。
やっと給水所を見つけたのは、31km地点あたり。
給水所を見つけた時にはすがるような思いでした。
その後は、楽しみにしていた私設エイドにも目をくれず、疲れを意識しないように、淡々と走っていたんだけど、37kmくらいから本格的な疲れが出てきました。
こんなの2週間前に走った青梅高水山トレイルランのラスト5kmに比べれば楽チンなものだ、と励みにしようと思ってその時のことを思い出したら、辛さが蘇って来て、余計に辛くなってしまいました。。。orz
そこで取り出したのが最終兵器「塩キャラメル」。
マラソン終盤の疲れてきたときに、甘いものを少し取ると脳が出し惜しみしていたエネルギーを使っていいよ、と身体に指示を出す、ということを事前に某ホームページで見ていたのです。
で、そのホームページを書いた人はキャラメルを舐めると書いてあったのを見て、思いついたのが家にあった「塩キャラメル」を持っていくこと。
汗で失われる塩も同時に補給できるので、一石二鳥です。
これは、てき面の効果があって嘘みたいに元気になりました。
効き目があったのは、たった2kmくらいの間だけだったけど。。。
38km地点くらいで、コースを逆走してくる女性がいたので、何だろうと思ったらセカンドウインドの嶋原さんでした。
私の目の前にいた人が知り合いだったみたいで、しばらく併走してました。
嶋原さんは、テレビで見るとちょっと怖い感じがするけど、実際に見ると爽やかで素敵な方でした。
40km以降はやっぱり辛い。
ゴールが近づいてきている雰囲気はあるんだけど、中々見えてこない。
それまでは、結構順調に周りを抜けていたのに、そのペースも段々落ちてきました。
何度もペースを落としたい誘惑に駆られました。
が、この時に思い出したのが、高水山トレイルの最後の方で、ほとんど走れなくて悔しい思いをしたこと。
今回はそんな悔しい思いをしたくなくて頑張りました。
そんな覚悟を尻目に、最後の給水所の手前の私設エイドで精一杯の声を張り上げてバナナを配っていた大勢のおばちゃん達には、脱力させられました。
最後の最後にバナナは食べていられないよ。。。(泣)
でも、心のこもった応援は身に沁みました。
そして、いよいよゴール地点のトラックが見えて来て、トラックを周回することもなくあっさりゴール。(周回しないということは前もって知ってたけど)
ゴール後は、またもやヘロヘロの状態。
嫁さんが7分後にゴールするまで、その辺でへたり込んでいました。
ちなみに、嫁さんは何だか「楽しかった!」ととっても余裕。
もっと頑張れよ。
5km毎のスプリットとゴールタイム(ネット)は以下の通り
5km 30分49秒
10km 31分47秒
15km 29分31秒
20km 29分33秒
25km 29分21秒
30km 29分15秒
35km 29分18秒
40km 29分11秒
42.195km 12分55秒
ゴールタイム 4時間11分45秒
裏目標であった4時間15分を切ってしまいました。
1年4ヶ月前のホノルルマラソンから1時間半近くタイムが縮まりました。
10km以降は5km毎のスプリットがずっと30分を切っていて、しかもほんの少しずつペースが上がっていっている所が素晴らしい(自画自賛)。
35km~40kmは体感的には、ペース落ちたと思ってたんだけど、実際には上がってました。
だから、余計に苦しかったのか?
今回のレース、準備不足だった割には予想以上に走れてしまいました。
気温が暑すぎず寒すぎずちょうど良かったのが大きかったのではないかと思います。
途中で、雨も降ったけど、涼しくて気持ちよかった。
周りの応援も多くて、とっても助けられました。
カーボショッツの効果も大きかったような気がします。
逆に反省点としては、
- 準備不足。最近、キロ6分より速いペースでのランをほとんどしていなかった。
- ジェルによるエネルギー補給をもう一回しておけば、終盤の疲れがもう少しマシだったかも。
ぐらいなもんかな。
何か、もっとあったような気がするんだけど、1週間も前のことなのでもう思い出せません。。。
まあ、何はともあれ楽しく走れたし、目標も達成できたし、大満足でした。
4週間前の鎌倉アルプストレイルラン(20.8km)に始まり、青梅高水山トレイルラン(35km)、そしてかすみがうら(42.195km)と立て続けにハードなレースがありましたが、無事乗り切ることが出来ました。
今シーズンのレースはもう終わりの予定です。
次回はおそらく秋以降になると思われるのですが、今から何に出ようか、楽しみながら悩み中です。
青梅高水山トレイルランの折り返し地点の常福寺でもらったお守りです。
これをウエストポーチに忍ばせて走りました。
とっても大きな支えになりました。























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